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Star-RCのたくらみ(o^-')♪
ラジコン少年だった皆さん、これを見てあの時のラジコン熱を再燃させましょう!

ラジコンボーイ WILD RC BOY 大林かおる 著

ラジコンボーイあらすじ



第17巻 第5話

バトルラン・スペシャル編 最後の戦い、マッド・サーキット

出てくる主なラジコン
セイントドラゴン4WD(タミヤ)
セイントドラゴン4WD(タミヤ) グラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)

あらすじ
ラジコンボーイ第17巻大車輪夢之助からグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)を駆る男とレースをして欲しいと頼まれた車剛。
 ヘリコプターで連れてこられたのは、在日米軍海兵隊基地・キャンプ富士。ヘリコプターの中から見えた光景は、ラジコンを機銃で狙い撃ちしているところだった。しかし、操縦者も、ラジコンも銃弾を避けながら上手く走っている。
海兵隊の上官らしき男のロバート・カーツが操縦者を紹介する。彼は、全米ラジコンジュニアチャンピオンのマイケル・ハマーだった。大車輪夢之助も、自信を持って紹介できる男として車剛を紹介した。
マイケル・ハマーが車剛のセイントドラゴン(タミヤ)を見て侮辱した。セイントドラゴン(タミヤ)の実力を見せようと車剛が走行を開始する。合わせて機銃の砲撃が始まった。驚いてプロポを落とす車剛。しかし、すぐに気を取り直して走行を始めた。そして、砲撃している軍人の方へ向かってゆく。それが気の荒い海兵隊を挑発した形になってしまった。しかし、車剛のテクニックで、軍人の目の前まで走らせることができた。
周りを見ると、ラジコンの残骸の山があった。彼らは、ラジコンを武器として使用しているのだ。しかしラジコンにも心があると信じる車剛には、ラジコンを道具扱いし、兵器として利用することがどうしても許せないようだ。
そんな車剛に、ロバート・カーツが「本当の戦いを教えてやる」と言われ連れてこられたのは、キャンプの周りに作られたマッド・サーキットだった。
1周するのに半日もかかるコースだという。
ここでマイケル・ハマーと勝負することになった。過酷なレースなため、メカニックを付けてのレースとなる。マイケル・ハマーのメカニックはカービー軍曹が付く。車剛は、道具ではない本当のラジコン魂を見せたいということで、メカニックを付けないで走ることを宣言した。
このレースは、体力もかなり消耗するため、勝負の大きなファクターとなる。
レーススタート。マイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)はとてつもなく速い。それは、ダイナテックモーターを使用しているからだった。
ロバート・カーツは、車剛が勝つとは思っていない。マイケル・ハマーは、小さい頃から実車を走らせ、今は、毎日ラジコンを使って戦う訓練をしているいわばマシーンのようなものだからだ。
先頭を走るマイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)。しかし、車剛のセイントドラゴン(タミヤ)は、マイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)がカーブのインにタイヤ一つ分の隙間を空けていることを見つけ、インの壁を片輪走行してグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)抜き去った。
砂地を越えたストレートで、マイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)は、車剛のセイントドラゴン(タミヤ)を抜きにかかることを予測した車剛は、ドラゴンホイールを唸らせ、「地唸り、空震え、天煌めくとき、聖龍輝く。」セイントドラゴンダイヤモンドダスト走行に入った。しかし、驚いたことに、マイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)は、しっかりと付いてきていた。スリップストリーム走行である。そして、一気に抜かれてしまった。
マイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)が先のヒルクライムに入るところで、車剛は、セイントドラゴン(タミヤ)のパワーダウンに気付いた。ここで車剛は、名メンテナンスの不動武士を思い出していた。彼ならきっとここでメンテナンスしているだろうと。バッテリー交換、砂落としなど、入念にメンテナンスを行った。再度レースに戻る。車剛がマイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)の追走を始めたとき、マイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)はサスペンションに異常が見られていた。メカニックが懸命にメンテを行っている。車剛は、自分でメンテナンスすることの大切さを伝えようとするが、マイケル・ハマーは、あくまでもラジコンマシンの操作だけに専念することが大切だと思っている。
コースはジャングルロードに入る。車剛はかなり体力を消耗している。ジャングルを抜け、オーバーポンドの浅瀬を走り、ハリケーン地帯と続く、湿地帯を抜けたところで、マイケル・ハマーが自らメンテナンスを始めた。車剛の気持ちが通じてきているのだ。車剛も湿地帯を抜けた。しかし、そこで倒れてしまった。ここで尽きてしまう車剛ではない。起き上がり、バッテリーを替え、メンテナンスを始めた。しかし、車剛の手はマメだらけ。このラジコン魂に、マイケル・ハマーの心が動き始めていた。マイケル・ハマー自体が兵器に成り下がってしまいつつあることに気付いたのだ。心配で駆けつけた日本力丸がバッテリー交換をしようと申し出たが、車剛は感謝の気持ちで断った。
車剛は負けられないといラジコン魂が燃えている。今まで一緒に走ってきた仲間たちのためにもここで負けるわけにはいかないのだ。
残るは岩石落としと闇トンネル。
岩石落としは、コースに岩があるだけでなく、上から降ってくる岩も避けなければならない。そして、闇トンネルへ突入する。先に走るのはマイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)。
トンネルから先に出てくるのはどちらか。
マイケル・ハマーのグラスホッパーⅡ(The SUPER G)(タミヤ)だった。しかし、そのあとすぐに車剛のセイントドラゴン(タミヤ)が走ってきた。マイケル・ハマーがゾクッとするほどの気を出しながら。
そして、タッチの差で車剛のセイントドラゴン(タミヤ)が先にゴールとなった。
マイケル・ハマーが車剛に尋ねる。最後の走りは大和魂なのかと。車剛は、ドラゴン魂であると答えた。
アメリカにはまだまだ凄い者たちがいるという。
車剛は、日本力丸・ラジコンボーイJr.にラジコンボーイ車剛のトレードマークであるヘッドホンを譲りわたした。ラジコンボーイJr.の一人立ちである。
そして車剛は、これからもっと強い者たちと走りたいという気持ちから、マイケル・ハマーとアメリカに向けて旅立っていった。

(第一部完)





ラジコンボーイコミックからStar-RCが皆様にお伝えしたいことを書いています。
最後に是非読んでください。


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